文京区 ふるさと歴史館 江戸時代と文学に触れる

文京区ふるさと歴史館

春日通りからちょっと入ります。

文京区の郷土博物館です。

1階が石器時代~近代の歴史をざっと俯瞰できるようになっており、2階は江戸時代と明治時代、そして文京区に縁のある文学者のコーナー。
土地の歴史がギュッと詰まってます。

パズルやクイズなど、子どもにも楽しんで学んでもらおうという工夫があちこちにあります。

文京区ふるさと歴史館 レビュー

「弥生時代」の発祥の地、文京区

そういえば習ったかもしれない。
弥生時代はなぜ弥生時代というか。
文京区弥生町(向ヶ岡貝塚、弥生二丁目遺跡)から、それまで見つかっていた土器の造りとは違うものが出土し、それが弥生式土器と名付けられました。
弥生式土器を使っていた時代を「弥生時代」と呼ぶんですね。

そんな訳で、この施設けっこう土器押し。
現物は近くにある東大に保存されていますが、出土した最初の弥生式土器のレプリカが展示されています。

話が前後しますが、縄文式土器の「縄目」を作ってみよう、という体験コーナーもあります。粘土が置いてあって、貝殻や縄で文様をつけてみるというコーナー。
同じく縄文式土器を復元させる立体パズルもあり、なかなか面白難しいです。

土器パズル

スイッチを押すとヴイーンと鳴って、 くっつくようになってます

狭いスペースですが、縄文・弥生の土器について色々遊べます。

町と江戸時代の文化をリンクして展示

私、文京区は江戸時代の香りがするものの、なんとなく「どういう地域か」というのがぼんやりでした。
台東区なら浅草や遊郭の町という性格、中央区なら銀座をはじめとした古くから江戸の町の中心だったとか、そういう意識が文京区にはほとんどありませんでした。

文京区は、大名の屋敷が次々建ったことにより急速に発展してきます。

近くの東京大学の赤門は加賀前田家の屋敷であったもの。ていうか東大自体が前田の屋敷に作られたようなものですからね。
三四郎池が育徳園という名の庭園だったというのはこの博物館で知りました。
ちなみに今も東大のホームページを見れば「三四郎池(育徳園心字池)」とあります。

今もある酒店・高崎屋の展示は面白かったです。
えらく繁盛していた様子が分かります。あの屋敷の大きさなんなん…
今も現役というのが凄い。ただしホームページ(高崎屋)の作りは、なんか懐かしい香りがする…

ここでいらん情報を。
やっぱり江戸時代からある伊勢五(伊勢五本店ホームページ)という酒店の展示物があったのですが、私以前ここ面接受けて落ちてるんですよね。ははは…

職人の町でもあったようで、それらの展示もあり。
纏をはじめ町火消しの展示があったのは、「明暦の大火(振袖火事)」の火元が文京区だから。
護国寺繋がりで富士講の展示もあったり。護国寺には今も境内に富士塚が残っているのだとか。

こんな感じで文京区の町と歴史を繋げて展示しているので、かなり江戸時代の文京区に詳しくなりました。

江戸時代~明治時代の文学者たちの足跡も

実は文学者がかなり集まっていた文京区。

江戸時代には曲亭馬琴や太田南畝、明治になると樋口一葉や坪内逍遥も文京区で過ごしました。他にも近代の作家がいっぱいリストで名を連ねてました。

森鴎外宛の夏目漱石や石川啄木のはがきがあり、森鴎外宛の坪内逍遥の手紙が展示してありました。
よくよく観ると展示品は複製で、原資料は森鴎外記念館にあるとのこと。
なるほどそちらにもちょっと行ってみたくなる(ふるさと歴史館と森鴎外記念館は相互提携してます)。

樋口一葉が人生のかなりの部分を文京区で過ごしていたとか知らなかったなあ。
樋口一葉の記念館「一葉記念館」が台東区にあるのは『たけくらべ』の舞台だからだそうです。
縁からすると、文京区にできていても不思議ではなかったのかな。

細かいところかもしれないけど、『南総里見八犬伝』の作者を「曲亭馬琴」とするの良いですよね。曲亭馬琴がペンネームとして正しかったんじゃなかったかな。滝沢馬琴じゃなくて。

所要時間/滞在時間

じっくり観て2時間ちょい。江戸が好きだとそうなるよね。

サラッとなら30分くらいかなあ。

居合わせた老夫婦のお二人は、明治から昭和にかけての懐かしい感じの日用品(火鉢とかやかんとか)について、楽しそうにお話してました。

バリアフリー

エレベーター、多目的トイレなどがあります。

乳幼児関係

特になし。上に多目的トイレ、とは書いたものの、おむつ替えシートはありませんでした。

体験

土日にボランティアガイドによる解説があります。
ほか歴史に関するイベントなども開催していますが、大人向けの印象。申し込み要項を見たら高校生以上だった。

カフェ・ショップ

図録などの書籍が購入できます。

近隣のこと

この周辺にたくさんの文人の史跡があります。そこを巡るのも面白いと思う。

外国人向け

基本的には日本人向け。

基本情報

住所

〒113-0033 東京都文京区本郷4-9-29

電話番号

03-3818-7221

開館時間

10:00~17:00

入館料

一般100円。

文京区森鴎外記念館と相互提携していて、ここの半券を持っていくとちょっと安くなります。

休館日

毎週月曜日
第4火曜日(祝日の場合は翌日休館)
定期燻蒸期間
年末年始

アクセス

丸ノ内線/大江戸線 本郷三丁目駅から徒歩5分
三田線/大江戸線 春日駅から徒歩5分

私はJR御徒町駅から20分ほど歩いて行きました。春日通りをずっと行くので距離はともかく迷いはしませんでしたね。

設備

コイン返却式ロッカー
多目的トイレ
冷水器

Wi-fi

あり

文京区が提供しているフリーWi-fiが使えます。
メールアドレスを登録するだけ。

写真撮影

ですが、名前・住所・何を撮るか(私は「展示の様子、展示物」と書きました)・目的(同じく「個人使用」)を用紙に書き「撮影許可」の腕章を貰わなければいけません。

ホームページ

https://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/

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