林芙美子記念館 女流作家のこだわりの住まいを見学できる

林芙美子記念館

奥に受付

林芙美子記念館は、『放浪記』などで知られる女流作家・林芙美子の自宅兼仕事場の建物。

建物も見事なのですが、ちょいちょい置いてある解説により、そこで暮らした林芙美子やその家族について思いをはせることができます。
幸せな家族像が浮かび上がってくるというか。

ですが、その後知った寂しい事実には、その想像した幸せな暮らしとあいまって、より切ない気分にさせられます。
もっともっと長い間、このお屋敷で幸せな家族で暮らせると良かったのにな、と…

うーん。この施設、私としては「幸せだけどちょっと切ない」気分になる所でした。

林芙美子記念館 レビュー

林芙美子が物凄いこだわりを持って建てた家

林芙美子記念館

親子3人が朝食をとった部屋

林芙美子自ら、建築の本を読み漁り、入念に大工と打ち合わせをして建てたという住居兼仕事場。
客間は簡素に、茶の間は思いっきり自分の良いように、と作ったまさに自分(と家族)のための城でした。
今こんな家を建てるのは難しいだろうなあ。

林芙美子が、夫や息子(なんとなく、執筆が忙しくて子どもがいる人というイメージじゃなかったので驚いたんですが、養子でした。なんとなく納得。40歳の頃に迎えています)と共にご飯を食べていた部屋は、その様子を想像してちょっとほっこりしたり。
ただ、息子が7歳のときに林芙美子は急逝、その息子も16歳という若さで事故死という事実を後に知ってから、ちょっと切なくなります。

林芙美子記念館

力を入れたという茶の間

でも期間としては短い間だったけど、きっと幸せだったんだろうなあ…その部屋を見てそう思いました。

茶の間からも団欒の雰囲気が伝わってくる、良い家でした。

基本的には外から観るのみです。

アトリエでは原稿と映像も観られます

靴を脱いであがるアトリエでは、一部原稿を展示しています。この原稿は撮影不可。

とにかく色々書き、作品を残した人というのが分かります。

ほかにもNHKに残っている林芙美子の映像(15分くらい)が流れています。亡くなるほんの少し前。
女子学生に対して、「女性が仕事をするということ」について語っていました。

iPadが置いてあり、昔の新宿の写真などが見られます。

ここには椅子もあるので、ひと休みにちょうどいいです。

庭は色々な植物が植わっていて、季節ごとに楽しめそう

もともと林芙美子が建てた時は、庭は竹だったそうです。
そこから、竹が切られて代わりにもみじなどが植えられていったみたい。

私が行った時は初夏の緑いっぱいでした。
紅葉時期の写真はアトリエのiPadで見られます。そりゃあ見事です!

竹は客間前にわずかに残っています。そこから、林芙美子存命時の庭の雰囲気を想像してみるのもいいかも。

庭にはベンチもあるので、そこに座って草花を見ることもできます…が、虫が結構出るので注意。
虫除けスプレーが入口の所に準備してあります。

所要時間/滞在時間

じっくり観て1時間くらい。

サッとなら15分くらいかなあと思います。

バリアフリー

古い建物、かつ住居だった所なので、特に意識されていません。

乳幼児関係

特になし

体験

普段は建物内は立ち入り禁止ですが、年に3回(3月・6月・11月)ほど中に入ることができます。
事前申し込み制。

カフェ・ショップ

受付でトートバッグなどを売っていました。

近隣のこと

「目白学園遺跡 出土品資料室」が近いです。坂上っていくのがちとつらいけど…

駅の反対側に「染の里 双葉苑」があります。

上の施設は2つとも新宿ミニ博物館です。軽く寄るのにいい。

外国人向け

建物を見るのがメインなので、海外からの人にも見てほしいところ。

基本情報

住所

〒161-0035 東京都新宿区中井2-20-1

電話番号

03-5996-9207

開館時間

10:00~16:30 ※入館は16:00まで

入館料

一般150円

ぐるっとパスで無料

休館日

月曜日 ※月曜日が休日の場合はその翌日
年末・年始(12/29~1/3)

アクセス

都営地下鉄大江戸線・西武新宿線「中井駅」より徒歩7分
地下鉄東西線「落合駅」より徒歩15分

私は、散策コースとして紹介されていたこともあり、佐伯祐三アトリエ記念館から歩いてみました。20分ちょいくらいだったかな。

設備

ロッカー
水のみ場

このロッカー、建物に合わせて作られているのか(それとも元々あったのか)えらく古風です。

Wi-fi

なし

写真撮影

アトリエの中の原稿などの展示物は不可です。

ホームページ

https://ssl.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/fumiko/12/

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