池上本門寺霊宝殿 日蓮宗の資料が豊富

池上本門寺霊宝殿

外観は大きいです

池上駅から徒歩10分、長い石階段の上にある池上本門寺の資料館です。

大堂(祖師堂)向かって左側にあります。

毎月展示替えをしていて、1年を通して様々なものが観られるのが魅力。
とはいえ霊宝殿自体は規模が小さいので、池上本門寺のお寺参詣のついでに行くのが良いかもしれません。お寺はでかい!

日曜日のみの開館ですが、興味のある人はぜひ。
やはり池上本門寺の参詣のついでに寄ったような人が多かったですね。

池上本門寺霊宝殿 感想

日蓮、日蓮宗に関する展示があります

池上本門寺霊宝殿

外側の扉を入って右側に受付があります

水墨画、日蓮の像、日蓮の肖像画、日蓮の逸話を描いた絵や絵巻物、日蓮宗独特の曼荼羅本尊の展示があります。

月によって展示替えをするので、あくまでも9月に観た展示の感想ということでお願いします。

水墨画は、古いものでは中国は元代のものと伝わる作品。
水墨画と僧侶の関係って何だったかな、宗派の違う禅文化歴史博物館(こちらは曹洞宗)で見た気がするけどよく覚えていない…

面白かったのは、日蓮の龍口法難図などといった名前のついている各種の絵。
解説がないので絵の内容から類推すると、日蓮が鎌倉幕府に目をつけられて処刑されんとしたその時、にわかに空がかき曇り雷鳴轟き処刑は中止に、日蓮聖人は九死に一生を得る……といったところでしょうか。

曼荼羅本尊、大曼荼羅本尊なるものもあります。南無妙法蓮華経を大書した周りに諸仏・諸天の名を配置した、文字だけの曼荼羅で、こちらも信仰の対象となっています(なので曼荼羅の前にお賽銭箱が置いてあった)。

日蓮が書いたと伝わる曼荼羅本尊が一番自由な書き方でした。紙いっぱいにうわーっと字が踊っている。
江戸時代の日蓮宗僧侶が書いたものは端正なのに……

日蓮関連以外では、西郷隆盛の書いたものがあったりもします。
何故。と思ったら本門寺のホームページに西郷隆盛と勝海舟の江戸城無血開城の会談がここ本門寺境内にある「松涛園」で行われたと言われているからだそうで。

また本門寺に新政府の本陣が置かれていたそう。そういう意味では西郷さんの書いたものも本門寺関連の展示と言えますね。

本門寺の建物関連の展示も

そもそも石階段は加藤清正が寄進したものだとか。江戸時代の初期です。
そこから今日まで人々の尊敬を集めている大きなお寺。
建物の資料も残っています。

驚くのは元禄に建てられた五重塔の留釘、そして元禄に再建された留釘も展示されています。
よく残ってたな!

また、現存唯一の本阿弥光悦の筆による本門寺の扁額も霊宝殿内にあります。
他は戦災で焼失してしまったそうです。残念。
本阿弥光悦は熱心な法華経信者だという事もはじめて知りました。

ここが残念

とにかく解説が少ない!日蓮宗や日蓮の功績がもう少し分かれば良いのに…

「宝物館」という名称なので、日蓮の年譜とかを展示する必要もないのですが。「宝物」を展示すればいいので。

ただ展示物についてはもう少し解説やエピソード紹介があっても良かったのでは、とは思いました。
展示されている宝物がどういう経緯でここにあるのか、とか。
なんで西郷隆盛の書があるのか、ここだけだとさっぱり分からない……

あとは確かに日蓮が書いた「消息」も、書いてある内容が分かればよかったのになあ、という感想を持ちました。

展示室もそんなに広くないので、これだけ?感が強いです。
霊宝殿だけを見れば珍しく割高感を感じてしまったなあ。

本門寺自体が大きい!

池上本門寺霊宝殿

広々として気持ちいいです

江戸時代の初期から徳川家や大名の保護を受けてきた本門寺。

加藤清正の寄進によってできたと伝わる石段もあります(しかしこれがきつい……)
明治維新の際には官軍が本陣を構える等、凄い歴史を背負う立派なお寺です。

私は後の約束があったこともありほとんど見ずに出てしまったのですが、後悔しています。
休憩処もあるのでもっとゆっくりしたら、もっと良かったなあ。

所要時間/滞在時間

じっくり観て30分ちょっと。

サラッとなら10分くらいで終わってしまいます。

バリアフリー

霊宝殿の入り口(受付)までは階段しかなさそうでした。中は段差がありませんでしたが……

乳幼児関係

特にありません。

体験

特にありません。

ですが仏教の講座など本門寺では色々とやっているので、気になる人はホームページをご覧ください。
私の友人は好きなバンドを見に本門寺で開催されたライブに行ってましたね。

カフェ・ショップ

受付横にクリアファイル、一筆箋、図録などが並んでいます。

霊宝殿内にははないですが、お寺の境内に人形町今半の池上本門寺店や、食事やおやつを食べられるお休み処があります。
自動販売機もあり手軽にひと休みできます。ただし木陰は少なめだったかな…

近隣のこと

近隣というかとにかく池上本門寺の存在感が凄い。五重塔は関東最古の塔で、幕末の江戸城無血開城の会談が行われたと伝わる松涛園(普段は非公開で期間限定で公開、年に数日なのが残念!)など見どころがあります。

それ以外は特にありませんね……

外国人向け

特にありません。

基本情報

住所

〒146-8576 東京都大田区池上1-1-1

電話番号

03-3752-2331

代表番号です

開館時間

日(行事等の都合により開館されない場合もあり)

10:00~16:00

休館日

月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日

入館料

一般 300円

アクセス

東急池上線 池上駅(北口)から徒歩10分
都営浅草線 西馬込駅(南口)から徒歩12分

高台に位置しているので、どこから行っても階段や坂があります

設備

特になし

Wi-fi

なし

写真撮影

不可

ホームページ

http://honmonji.jp/news/reihoden.html

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