久米美術館 久米邦武と久米桂一郎に関する美術館

久米美術館

エレベーターで8階へ

岩倉使節団のことを記した『米欧回覧実記』を著した久米邦武と、その息子で洋画家の久米桂一郎の業績を展示している美術館。

久米邦武関連の展示は歴史博物館、久米桂一郎関連の展示は美術館、といった感じ。大きくない施設なのに両方併せ持った不思議な所です。

さて、私には木戸孝允が好きな友人がいて、色々聴いていると岩倉使節団にも話題が及ぶんですよね。それで久米邦武も話の中に出てきました。

だから個人的には「『米欧回覧実記』の人」の印象が強いです。

故に、その後に歴史学の研究で功績があるとか、何やら問題を起こしたとか、ましてや息子が洋画家なんて事は全く知りませんでした。

美術館内は静かでいすもあって落ち着けます。

久米美術館 感想

久米邦武の業績を見る

久米邦武は何度も書いているように、明治4(1871)年からアメリカ・ヨーロッパを歴訪した使節団に随行していました。

岩倉使節団には、岩倉具視・大久保利通・木戸孝允などの明治初期政府の大物、また後の初代総理大臣伊藤博文も加わっていました。

その時の品物が並べられていました。

すごかったのが大久保利通の金時計の領収書。パリでダイヤモンドがはめ込まれた金時計を買っていまして、1,000フラン、当時の日本円で約200円!

色々なサイトで調べても、明治初期の小学校の先生の月収が6円とか巡査の月収が4円とかそんな感じ。2年間の保証付きとはいえ、なかなかの大きい買い物しましたね。

他にもボストンでおこなわれた晩餐会のメニューとか、当時を想像するのには良かったかな~。でも全部漢字でどんなメニューかが分からなかったな~。牛肉并菌とは……?

『米欧回覧実記』の原稿やメモなども興味深く観ました。

他には歴史研究関係の展示ですね。キリスト教の雑誌に寄稿していたのは意外。しかもプロテスタント系・カトリック系両方。岩倉使節団で欧米に行ったのがきっかけだったみたいです。

久米桂一郎の洋画の展示

久米桂一郎は、油彩で風景や人物などのまじめでオーソドックスな絵を描いてました。

日本やフランスを描いたものが多かったです。なんとなく引き込まれる絵でした。特に「清水寺」「道」「フランス風景」「風景」「夕潮」「睡蓮」あたりが好きです。

久米桂一郎の絵以外にも、親交のあった黒田清輝やラファエル・コランの絵も展示してありました。

中でもラファエル・コランの習作の絵が凄い。展示されているのは秀作の方で、それだけ観ても1枚の作品になっているのに、下の方に小さく、それを元にした本番の絵(の写真)が置いてあるんですね。その本番の絵の細やかさに驚きます。

習作もきれいだけど、比較にならない程めちゃくちゃ美しい仕上がり。

所要時間/滞在時間

じっくり観て50分ほど。

サラッとなら15分くらいかなあと思います。

バリアフリー

平らなので観るには問題ないと思います。設備は特にありません。

乳幼児関係

特にありません。

体験

特にありません。

カフェ・ショップ

久米桂一郎の絵のポストカードやクリアファイル、メモパッド、久米邦武の『米欧回覧実記』の書籍が置いてありました。

近隣のこと

杉野学園衣裳博物館がまあ近いかなあと。徒歩6~7分。

駅の向こう側に自転車文化センターがあります。徒歩5~6分かな。

外国人向け

日本語のみです。

久米美術館 基本情報

住所

〒141-0021 東京都品川区上大崎2-25-5 久米ビル8階

電話番号

03-3491-1510

開館時間

10:00~17:00 ※入館は16:30まで

休館日

月曜日 ※月曜が祝日の場合は開館し翌日お休み
年末年始
展示替え期間

入館料

一般 500円

アクセス

JR山手線 目黒駅(西口)から徒歩1分
東急目黒線/東京メトロ南北線/都営三田線 目黒駅から徒歩2分

駅前の通り沿いに入口があるので分かりやすいとは思います。グーグルマップだと建物の横に入口があるように見えるけども……

また、美術館はビルの8階にあるのですが、エレベーターの中に全然「美術館」の字がないので一瞬戸惑います。8階ですよ8階!

設備

特になし

Wi-fi

なし

写真撮影

不可

ホームページ

http://www.kume-museum.com/

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