三菱史料館 三菱のこれまでを学べる

三菱史料館

展示室は入って右側の部屋

湯島駅近くの、戦前の大財閥で現代も大企業として存在する三菱社の歴史を学ぶ博物館です。
会社の、というよりは三菱研究所という研究機関の付属施設。

三菱への政府の通達、社内向けの書類など、近代の歴史や経済史に残るあれこれと共に歩んできた企業の歩みを知る事ができます。
近代史としての側面も見られるかなと。

解説文は多く充実していますが、その内容は高校生くらいからが妥当かもしれません。小学生にはちと難しい……

展示室前のロビーでは「三菱のあゆみ」という21分の映像が流れているので、それを観てからだと頭に入りやすいかも。

三菱史料館 感想

三菱の事業の歴史がわかる

岩崎彌太郎が維新後に立ち上げた会社が現在の三菱の前身。
海運業から始まり、造船、倉庫、金融、鉱山、電機、自動車、飛行機と、今日につながる事業を展開していきます。

さらに戦中、戦後の財閥解体、そして現代に至るまでの会社の歴史が紹介されています。

解説パネル、写真パネル、社内に通達された文書や行政に提出した書類、岩崎彌太郎の書などが展示されています。
展示物は全て複製でした。

日本の近代企業の発展の歴史もなぞれると思います。
明治政府への協力、多角経営、官営施設の払い下げ、お雇い外国人、日清日露戦争による重工業の隆盛、世界恐慌から来る不況、太平洋戦争の兵器製作、戦後のGHQとのやりとり、高度経済成長など、時代ごとの経済活動について学べます。

パネルやキャプションについている解説の文章が多いので、結構深く学べます。

意外な事もわかります

まずは、創業者の岩崎彌太郎が明治18年に50歳で早々に亡くなってしまってる事。
岩崎彌太郎がガシガシ事業を進めていったのかと思ったので、三菱の歴史の中でもかなり早い退場にびっくり。
2代目(弟の岩崎彌之助)、3代目(岩崎彌太郎の息子の久彌)が多角的な事業展開に貢献したっぽいですね。

大正時代の丸の内の風景写真が…東京駅とビルが2〜3ある以外は何もない。
当然だけど今と全然違う!

三菱のあのマークの由来も。
岩崎家の紋と土佐山内家の紋をいじってアレになったとありました。
岩崎彌太郎は土佐人ですからね。とはいえ、そんなに結びつきが強いとは思っていなかったのでこれも意外でした。

企画展示もあり

展示ケース2つ分が、特集展示にあてられていました。
企画展は1年ごとに変わります。

私が観たのは、岩崎彌太郎が幕末に藩の仕事で土佐から長崎に行った時の旅行記。
私はこっちの方が個人の体験だったから面白く観られましたね。

ホームページでひっそり告知されています。

所要時間/滞在時間

じっくり観て1時間ちょっと。

サラッとなら20分くらいでしょうか。

バリアフリー

段差はないですが、設備等もないです。

乳幼児関係

特にありません。

体験

特にありません。

カフェ・ショップ

研究の冊子(←そもそもが研究所なので)や三菱のあゆみを紹介したDVDなどが販売されています。

近隣のこと

国立近現代建築資料館が近い(というか位置関係だけ見れば本当にお隣)ですが、ここからだとぐるりと回りこむ事になります…

ほかに湯島天満宮宝物殿も行きやすいです。

旧岩崎邸庭園も近い(こちらも入るとなるとちょっと歩くことになりますが)ので、岩崎家の凄さを知るならあわせて行くのがおすすめです。

外国人向け

日本語のみです。

三菱史料館 基本情報

住所

〒113-0034 東京都文京区湯島4-10-14

電話番号

03-5802-8673

開館時間

月~金
10:00~16:30 ※入館は16:00まで

休館日

土曜日
日曜日
祝日
年末年始(12/28~1/5)

入館料

無料

アクセス

東京メトロ千代田線 湯島駅から徒歩6分

設備

特になし

Wi-fi

なし

写真撮影

不可

ホームページ

http://www.meri.or.jp/shiryo/mer300j.htm

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告