向井潤吉アトリエ館 画家自ら自宅を美術館仕様にした施設

向井潤吉アトリエ館

庭の木々に囲まれています

昭和時代に活躍した画家・向井潤吉のアトリエを利用した美術館です。

無くなってしまうであろう日本の古い民家を描き続けた画家でした。

パリに行ったときは佐伯祐三とも会っていたようです。展示にその名前がありました。

向井画伯自らが「世田谷区に芸術面で恩返ししたい」と自宅を美術館仕様にして寄贈したそうです。

1993年にアトリエ館ができており、亡くなったのが1995年。
変な言い方かもしれないけど、間に合って良かったなあと思います。

自分が「こうしたい」と思った事が形になったのを見られたのですから。

靴を脱いであがります。

向井潤吉アトリエ館 レビュー

向井潤吉のアトリエそのままの場所で絵を鑑賞できる

というわけで見所としてはここ。

向井潤吉が描いていたその場所で、絵を観られます。
全部画家の空間。
横山大観記念館も同じような場所です。

絵は額に収められているので、間近で観ることができます。
油絵の質感などがよく分かります。こういうのは本物を観てこそだなあ。

ところどころに掛けられている民具なども、向井潤吉本人が集めていたものだそうです。
本当に「向井潤吉」という人がいた場所なんだ、と実感します。
画家の家にお邪魔している感覚。

アトリエ内には和室や土蔵

アトリエとして使っていた部屋の隅に和室があります。
ここで休憩したり、客人をもてなしたり、1人で盃を傾けたりしていました。

アトリエや住居を再現した施設はほかにもあります(中村彝アトリエ記念館・佐伯祐三アトリエ記念館など)が、和室が併設されているところは今のところはありません。
洋画家のアトリエに和室が設えられてるって、ちょっと面白い。

で、もっと面白いのが土蔵がくっついるとこ。
岩手県から移築したもので、移築後はそこをアトリエにしていたのだとか。
土蔵てアトリエに使えるものなんですかね。

土蔵の天井は高く、ロフトみたいになってる部分があり、そこにも絵が展示されています。

向井潤吉が使っていた痕跡も

展示室Aの2階部分には絵の具が飛び散っている床があります。
それがまた「画家がそこにいた」「使っていた」というのを実感できて良かったです。

「痕跡」という点では、アトリエは1961年に火災に遭っており、いくつかの絵が焼けてしまっています。
というかかなりの絵が焼けてしまいました。もったいねえ…残念すぎる。
それがそのまま展示されています。

元の絵が分からなくなるほど損傷が激しかったり、一部にこげがついてしまっていたり…そういうのを観たのははじめてでした(だいたいが完全に無事か全部無くなってしまっているかなので)。

所要時間/滞在時間

じっくり観て1時間弱くらい。

サラッとなら15分くらいでしょうか。

バリアフリー

古い建物という事もあって、意識されていません。

乳幼児関係

特になし

体験

ギャラリートークが不定期開催されています。

カフェ・ショップ

カフェは無いですが、入口入ったところにいすとテーブルが置いてあり、休憩がてらお茶が飲めるようになっています。ここは靴のままでOK。

ポストカード、クリアファイル、一筆箋、展覧会の図録等が売っています。

近隣のこと

住宅街のど真ん中にあるので、近くには何もないですねえ。

外国人向け

日本人向けです。

絵だし日本家屋だし、落ち着いた庭もあるし外国の人も楽しめるとは思いますが。

基本情報

住所

〒154-0016 世田谷区弦巻2-5-1

電話番号

03-5450-9581

開館時間

10:00~18:00 ※入館は17:30まで

入館料

一般 200円

休館日

月曜日 ※祝日の場合は翌日休館
年末・年始(12/29日~1/3)
展示替期間

アクセス

東急田園都市線  駒沢大学駅(西口) から徒歩10分
東急世田谷線  松陰神社前駅から徒歩17分

住宅街の中にありますが、結構あちこちに看板があるので、ある程度場所を把握していれば着けます。

設備

特になし

Wi-fi

なし

写真撮影

不可

ホームページ

http://www.mukaijunkichi-annex.jp/

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