聖徳記念絵画館 明治時代を絵画でたどる

聖徳記念絵画館

離れてても大きく見えるので見えてからの道のりが長い

生誕から崩御まで、明治天皇の軌跡を80枚の絵画で表した記念館です。
明治時代を絵で俯瞰できる他にはあまり無い施設。

建物は大正15年にできたもので、重要文化財に指定されています。
また美術館自体もその時代に開館しているので、絵画を奉納しているのも今はない機関や団体だったりします。東京府(東京都でない)や陸軍省など。

第一印象で、なんだか堅苦しいようなハードル高いような気がしていたのですが、クイズがあったりと、存外に親しみやすかったです。

絵画に描かれた内容の解説も分かりやすく面白かったです。
これ中学生以上なら(あるいは小学生でも)結構観やすいんじゃないかな。

明治神宮外苑の中にあります。

聖徳記念絵画館、「せいとく」記念絵画館なんですね。「しょうとく」記念絵画館と思ってました…聖徳太子め……

聖徳記念絵画館 感想

明治史を絵画でたどる

80枚の大型の絵画が並んでいます。
前半40枚は日本画、後半40枚は洋画という構成になっています。

有名な、大政奉還の絵や江戸無血開城の時の勝海舟と西郷隆盛の会談の絵があります。
あ、見たことある!という気持ちになります。

その迫力が凄いです。で か い !
それがバーッと並んでいるのはまさに壮観。

個人的には中村不折の日本海海戦の絵が好きです。この作品の臨場感がたまらない。

80枚の絵は1枚ずつ描いた人が違います。その時代に名を馳せた画家の名前が並んでいます。
近代の画家は明るくないので知らない名前がほとんどだったけど、他の美術館で名前があった人もいたんだろうなあ。
知ってたのはうえで書いた中村不折と藤島武二くらいだったなあ。
近代画家を把握してから行くともっと面白く観られたかもしれない。

分かりやすい解説とゆるいクイズも

木て作られた解説板には絵の時代背景や描き込まれている人物の名前などが書かれています。
これが分かりやすくて面白かった。
また、地味に「世界のできごと」の項目も面白い。

解説板に加えてガラスにつけられたパネルにも色々な情報が。
こっちの方は、絵を描いた画家の簡単な紹介や描いた状況、また奉納者の事が書かれています。

奉納者は絵の内容にちなんだ個人や機関。
枢密院の憲法会議の絵は伊藤博邦(伊藤博文の養子で井上馨の甥)だったり、日露戦争関係は陸軍省や海軍省、戦争に船舶を提供していた企業とか。

奉納者の関係者が絵に描き込まれている事もあり、その関連を知るのも面白いです。
しかし、万全の歴史考証をしていると胸をはっている事もあって人物の顔は写真で知っているものばかり。
銅像とかとんでもない顔してるのあるからな……

クイズは絵にまつわる問題で、難易度も3段階、☆で表されています。
心の目で見てくださいという無茶振りもあり笑。
ちょいちょい「いらすとや」の絵が入ってたりするのも和む。

重要文化財の建物はじめ周りにも歴史的なものが

聖徳記念絵画館

入口にて。外向きにカメラ向ければ撮影可でした(中は完全に駄目)

大正15年(1926)に完成した建物は重要文化財に指定されています。
重厚な趣で外も中も圧倒される…!

でも寒かった。12月に行ったらめちゃくちゃ寒かった…!
広いから小さいヒーターついててもなんの効果もなくて、2時間超ものあいだ観続けた身にはなかなかきつかったです。

周りにも明治天皇に関係するスポットがあるので、散策がてら見てみるのもいいでしょう。
そもそも外苑が散歩にはいい感じですしね。

近くにある披露宴でおなじみの明治記念館には、枢密院の会議で使われた部屋が残っています。

所要時間/滞在時間

じっくり観て2時間ちょっとかかりました。解説が面白くて読み込んでるとこうなる。

サラッとなら20分くらいかなと思います。

バリアフリー

建物が古いのでバリアフリーにはなっていません。

乳幼児関係

特にありません。

体験

特にありません。

カフェ・ショップ

ショップは、絵画館の本が売っています。

カフェは…自販機と休憩スペースがある、という看板に従って行ってみたら、公園の中にある自販機とベンチ、という佇まいでした。
そばにトイレもあるけど和式のみでしたね。

近隣のこと

ミュージアム関係は、外苑駅の方、歩いて15分くらいのところに伊藤忠青山アートスクエアがあります。イチョウ並木の方です。
同じ方向に、TEPIA先端技術館もあり。

信濃町駅の反対側(北)には、民音音楽博物館とThe Artcomplex Center of Tokyo (アートコンプレックス・センター)が、国立競技場駅の反対側(北)には佐藤美術館があります。
どれも徒歩8~10分ほどで行けます。

それ以外は、新しくなるであろう国立競技場、スワローズファンとしての個人的聖地・神宮球場(スワローズグッズ売ってるお店もあります!)など。

外国人向け

改札板には英語併記があります。

聖徳記念絵画館 基本情報

住所

〒160-0013
東京都新宿区霞ヶ丘町1-1

電話番号

03-3401-5179

開館時間

月~日
9:00~17:00 ※入館は16:30まで

年末年始(12/30~1/2)
10:00~17:00 ※入館は16:30まで

休館日

年中無休 ※臨時休館あり

入館料

500円

アクセス

JR中央・総武線 信濃町駅から徒歩5分
都営大江戸線 国立競技場駅から徒歩5分
東京メトロ銀座線/半蔵門線/都営大江戸線 青山一丁目駅から徒歩10分

設備

特になし

Wi-fi

なし

写真撮影

不可

ホームページ

http://www.meijijingugaien.jp/art-culture/seitoku-gallery/

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