石洞美術館 凝った施設の中で陶器を鑑賞できる

石洞美術館

企業敷地の一角に建ってます

石洞(せきどう)美術館、という名前からは何が何やら分かりませんでした。

佐藤千壽氏のコレクションの美術品を展示している私設の美術館で、石洞というのは佐藤氏の雅号から取られています。
主にやきもの、漆器、仏像などが収蔵されていて、私が行った時はやきものがほとんどでした。
過去の展示を見ても、陶器が多そう。

佐藤氏は千住金属工業(SMIC)というはんだ製造の会社の社長・会長をしていた方。
美術館もその千住金属工業の敷地内に建っています。

石洞美術館 レビュー

紀元前のものも!貴重な美術品がたくさん

私が行ったのは、動物が描かれた食器や、飾針、あと動物をか形どったなにか(素焼きの人形?のような…)を展示している「石洞動物園」が開催されている時。

鳥、牛、豚、猿、狐、リス、時には想像上の動物の龍など、様々な動物が描かれていたり、彫られていたりで面白かったです。

一部につけられている軽い解説を記したキャプションも分かりやすかった。
単なる陶器だけだと、よく分からんかった、という感想だけになりそうです…
とっつきやすいテーマで良かったと思う反面、全然知らない世界を観てみたかったとも思う。

制作された時代は、15世紀や8世紀など昔の物がザクザクありました。
驚いたのが紀元前のものもあったこと。個人でも集められるんですねえ。すごい。

古い物は、よく残っていてくれた!と感動します。
と同時に、これが3000年前の人が触っていたかと思うと不思議な気持ちにもなります。

なので、ちょっとした美術品の掘り出し物が観られるかもしれませんよ。

中国のやきものが多かったですが、ガンダーラの仏像などもあり

多かったのは中国の陶器の食器類ですね。あとインド。そしてスペイン。
(中国の「古染付●●向付」というお皿が多かった。●●の部分には兎形や山羊形など動物の名前が付きます。ちなみに向付とは、会席料理に使われる皿で、むこうづけと読みます)

これだけでも国際色豊かですが、さらにグローバル展開が。
イラン、コスタリカ、日本、朝鮮、タイなどなど…東地中海なんてのもあったなあ。
世界中から集めていたようです。

面白かったのはガンダーラ地方の仏像。
石仏で、日本のとは明らかに違う雰囲気。なんだろう、顔かなあ。きっと顔だな。顔の造りだ。

建物が外観も中も面白い!

外は六角形の形をしている美術館。併設のカフェも六角形です。

外観がまず珍しいんですが、展示室の中に入ると、1階と2階がスロープで繋がっています。
これもほとんど見ない造り。

スロープを上っていくその両脇にも展示物があり、ジグザグに観ていくのがちょっと楽しい。
やきものの器などは立体物なので、スロープの展示は裏からも物を観られて興味深いです。

所要時間/滞在時間

じっくり観て1時間くらい。

サラッとなら20分ほどでしょうか。

バリアフリー

前述したとおり、中はスロープであがっていくようになっているので車いすやベビーカーでも問題ありません。

乳幼児関係

1階の車いす用トイレにベビーチェアが備えられています。

体験

特になし

カフェ・ショップ

カフェは美術館の隣にあります。
障害者支援のお店で、飲み物とケーキくらいしかないですが、水曜日・金曜日はパンも販売しています。
私はちょうどパン販売の時に行けたので遅めの昼食がとれました。つかこのお店がなかったら昼食食いっぱぐれてた。助かった…

ショップでは、所蔵品のポストカードや講演などの記録冊子が購入可能。

近隣のこと

本当に近くにはほぼ何もありません。

が、ちょっと足を伸ばすと、昔を想像できる旧日光街道があります。
千住大橋を渡って少しあるくと荒川区ふるさと文化館があるので、歴史が気になる人はそちらもおすすめ。

外国人向け

キャプションは英語も併記されています。

各国の面白い美術品が展示されていることもあるので、国籍関係なく楽しめそうですよ。

基本情報

住所

〒120-0038 東京都足立区千住橋戸町23

電話番号

03-3888-7520
03-3888-7512 (財団)

開館時間

10:00~17:00 ※入館は16:30まで

入館料

一般500円

ぐるっとパスで無料です。

休館日

月曜日 ※祝日の場合は翌日

年3回ほどの特別展の入れ替え時は1ヶ月ほど休館になります。

アクセス

京成線 千住大橋駅から徒歩3分

JR/東京メトロ/東武鉄道 北千住駅(西口)から20分ほど歩いても行けます。
こちらは旧日光街道をずっと行くので歴史的な解説が点々とつけられていたりします。

美術館近くになると、同じ敷地にある千住金属工業(SMIC)の広告がいっぱいあるので、分かりやすいっちゃ分かりやすいです。
逆に知らないと「こんな所にあるのか!?」とびびる。びびった(実体験)

設備

コイン返却式ロッカー
車いす用トイレ(中にベビーチェアあり)

Wi-fi

なし

写真撮影

不可

ホームページ

http://sekido-museum.jp/

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