世田谷文学館 展示を「読む」

世田谷文学館

ここから入っていきます

芦花公園からちょっと歩いた場所にある文学館です。文学に関する展示を行なっています。

常設展はなく、年中何かしらの企画展を行なっています。
この文学館は企画展がきちんとデザインされていて凄い。

文学だけでなくマンガがテーマのこともあります。

そしてキャプションの文字の量が多く「文学」を堪能している気分になります。

ここも近代文学館と同じく文学を「観る」、または展示を「読む」博物館と言えます。

企画展だけでなくコレクション展もあるので、1回で2度おいしい文学館です。

世田谷文学館 感想

企画展にワクワクする

世田谷文学館

撮影OKの場所もあります

私が行ったことがあるのは「日本SF展・SFの国(2014)」と「林芙美子 貧乏コンチクショウ(2018)」。

どちらも文学作品を視覚的に楽しめるように展示をしていました。展示のメインは原稿や書籍なので地味なのですが、
展示デザインが垢抜けてるというか。展示の写真を撮れない

のでなかなか説明できないのですが。

さて記憶に新しい「林芙美子 貧乏コンチクショウ(2018)」の事を書いていきます。
林芙美子は『放浪記』等を著した女流作家。(林芙美子に関連する施設としては、こちらの記事もご覧ください)

貧乏、旅といったテーマを中心に、絵や家、家族に関連したものが並んでいました。

具体的には、原稿や愛用品、旅の途中で手に入れたパンフレットやバス路線図(ロンドン)が展示されていました。よく残っているものだと感心してしまう。

また、凄かったのは旅先から林芙美子が夫宛てに出した手紙。めっちゃ多い!まあ連絡が手紙のみだからそうなるんでしょうが……

世田谷文学館

作品の一部を展示、カードも配っています

キャプションには展示品のはがきや手紙の内容が全て書かれていて、とにかく字数が多い!多すぎて全部はじっくり読めなかったですね。

『放浪記』『浮雲』の映画のポスターや台本、セットのデザイン画の展示もあり、そこでは中高年の人が立ち止まってじっくり観ていました。

著作の中からの一文が引用されたカードも配っていて自由に持ち帰りができました。そのカードもちゃんとデザイン・印刷されたものでおしゃれでした。うーん垢抜けている。

林芙美子は幼い頃から旅に慣れ作家となってからも何度も旅をする人で、こんな一文も紹介されていて、ちょっと共感しました。

旅は一人でするに限る

コレクション展はからくりも

世田谷文学館は企画展の力の入れようが半端ないのですが、コレクション展もあります。

私が行ったのは林芙美子の展示とともに行った「新収蔵・北杜夫コレクションを中心に」。白状するとSF展の時は全く気付きませんでした……

北杜夫は『どくとるマンボウ航海記』をはじめとした「マンボウ」シリーズの著者。この展示で初めて知ったんですが斎藤茂吉の息子だったんですね……!びっくり。
で、斎藤茂吉が父だからか近代文学の巨匠の書簡や原稿などが置いてありました。芥川龍之介の名前を見たのは本当に意外でしたね。

北杜夫自身の原稿や創作ノートもありますし、何やら元阪神タイガースの掛布のサイン入りバットがあったり。

企画展の後で疲れていたので結構サラッと観るだけになってしまいましたが、ここも色々な新しい知識の出会いがありそう。

またムットーニという作家の制作したからくりの展示スペースもあります。
からくりは決められた時間ごとに実演もされます。
テーマは文学に関連していて、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」や中原中也、萩原朔太郎の作品を元に制作されました。

子ども向けスペースやワークショップがあります

文学館の中には、赤ちゃんや子ども連れもいやすいライブラリー「ほんとわ」があります。

ここには授乳室もあり、また靴を脱いで赤ちゃんがハイハイできるようなスペースもあり、本好きな子どもやお母さんには嬉しい場所。ううう羨ましい。

ワークショップも定期的に子ども向けの内容のものが開催されています。

こちらもどうぞ

日本近代文学館 文学を「観る」
国語の教科書で名前を知っている文豪や文学について展示している文学館。文学好きはぜひ。また、併設されたカフェも文学に関連したメニューがあっておすすめです。

こちらも同じような施設。展示はあんまり垢抜けてはいない印象ですが面白いですよ。

国際子ども図書館 本だけでなく子どものための設備が充実
児童書や絵本を読むことができます。子どもや赤ちゃんのための設備も整っているのが良い!

こちらは乳幼児向けスペースのある場所ということでご紹介。本は子どもも大人も楽しめます。

所要時間/滞在時間

じっくり観て2時間くらいかかりましたね。

サラッとなら30分くらいかと思います。

バリアフリー

エレベーターがあるので展示は問題なく観られます。障害者用トイレもあります。

乳幼児関係

おむつ交換シート、ベビーチェアがあります。上で書いた通り「ほんとわ」には授乳室もあり、ちょっとした休憩にもいいかもしれません。

体験

企画展関連の大人向けトークイベントや講演会、子ども向けワークショップや朗読イベントが開催されています。

カフェ・ショップ

世田谷文学館

ひと息つくのにピッタリ

スパゲッティやピラフなどの食事もとれるカフェがあります。シンプルなスペースですが中庭に面していて気持ちいいですよ。

ショップでは企画展関連の書籍やグッズのほか、文学館オリジナルのポストカード、クリアファイル、マスキングテープ等が販売されています。

カフェ、ショップのみの利用も可能です。

近隣のこと

行きづらいですが行けなくもない、蘆花恒春園という公園と、その中にある徳冨蘆花の資料館の蘆花記念館やがあります。

外国人向け

パンフレットは英語・中国語(繁体/簡体)・韓国語とあります。
ホームページではそのパンフレットをPDFにしたものが見られます。

展示に関しては、企画展にもよるのでしょうが、基本的に日本語のみです。

世田谷文学館 基本情報

住所

〒157-0062 東京都世田谷区南烏山1-10-10

電話番号

03-5374-9111

開館時間

10:00~18:00 ※入館は17:30まで

休館日

月曜日 ※祝日の時は開館し翌日お休み
年末年始(12/29~1/3)
館内整備期間
展示替の期間中は、企画展とコレクション展の両方を休止する場合あり

入館料

コレクション展は、一般 200円

企画展は展示によって異なります

ぐるっとパスでコレクション展は入館無料、企画展は割引価格で入ることができます

アクセス

京王線 芦花公園駅(南口)から徒歩5分

私個人の印象では5分よりは歩きます。通りからすぐ見えるので迷うことはないです

設備

駐車場
無料ロッカー
冷水機
障害者用トイレ
授乳室
おむつ交換シート
ベビーチェア

Wi-fi

あり

写真撮影

展示室内以外は可

企画展は一部OKな場所もあります

ホームページ

https://www.setabun.or.jp/

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