昭和のくらし博物館/画家・吉井忠の部屋 昭和の生活に入り込む感覚

昭和のくらし博物館

味のある建物が見えてきます

大田区にある昭和レトロを感じる博物館です。
金土日と祝日が開館日なので、お休みの日にふらりと行くのもいいかも。

本館は昭和26年(1951)に建てられたまさに「昭和の建物」。その茶の間や座敷、台所に当時のくらしを思い起こさせるような物が並んでいます。
本館は昭和のくらし博物館(旧小泉家住宅主屋)として登録されている文化財でもあります。

さすがに昭和30年だと私も「懐かしい」とは言えないので(50年生まれ)、新鮮に楽しむことができました。

1階でつながっている新館は、休憩室(談話室)と2階には家の持ち主の小泉家の次女・知代さんのグラフィックデザインの作品展や特別展を開催する部屋があります。

本館の隣には画家・吉井忠の絵が展示されている別館もあります。
同じ敷地内にあるので一緒にご紹介します。

昭和のくらし博物館 感想

昭和30年代のくらしがそこにある

昭和のくらし博物館

見えているのは休憩室(談話室)

昭和30年代は、西暦だと1955~1964年。

1958年に東京タワー完成したり、1963年に鉄腕アトムのアニメが始まって大人気になったり、1964年に新幹線開業に東京オリンピックとなかなかに明るめの話題が多いイメージ。
古き良き昭和ってこの辺のイメージあります。特に中高年の人この辺りの時代好きだよね。
まあ一方で公害や安保闘争、冷戦の激化など、負の面もあるのがこの辺の時代。

話が逸れましたが、戦後の混乱もまあまあ回復してきて、家電が普及したり新しい娯楽が登場したりで、平和な時代がやってきましたという時代。

建物の1階では、その際くらしぶりが展示されています。
その時代に使っていたであろうミシンや裁縫道具、台所用品、文具、着物などが展示されています。
昭和に建てられた家の中で昭和の生活に浸れます。

ちゃぶ台に置かれた当時の朝食~夕食の再現がなんか豪華に見えたな~。The日本食でした。

あ、トイレも入るといいですよ!なにげに展示があります。

建物は登録有形文化財

昭和のくらし博物館

季節ごとに行ってみたい博物館です

建物についてもう少し詳しく書いておくと、昭和26年(1951)に建てられた住宅です。
小泉さんという人が住宅金融公庫からの融資を得て建てた家で、そういった家はもうほぼ残っていないんだそう。
なので、その貴重な建物を残そうと博物館ができたそうです。

融資上限が建坪18坪という小さな家。
とはいえ、座敷の畳部分に家具を置かなくてもいいように家具置き場を設けたり、洋服だんすを作り付けにしたりと、ちょっと凝った面もあります。

とにかく外見がかわいい。ちょっとした庭もありますが、その小ささもかわいい。
外観は撮影可能なので、マンガやアニメに出てくるような昭和の家を写真に収めてきましたよ。

企画展・特別展もあります

昭和のくらし博物館

これは特別展のお知らせ

私が観たのは企画展「楽しき哀しき昭和の子ども展」、特別展「高野文子の描く 昭和のこども原画展」。

どちらも小さなスペースですがきっちり特集されています。

上でちょっとだけ「昭和の負の面」について書きましたが、企画展の方はまさにそれをクローズアップしていました。
戦前から戦後しばらくまで高かった乳幼児死亡率、その原因の栄養失調や病気、貧困、からの子捨て・子殺し・女郎奉公など、子どもにまつわる厳しい状況が紹介されています。

もちろん、その後はおやつやデパート(屋上遊園地やお子様ランチ←お子様ランチの再現が美味しそうだった笑)、おしゃれ、お祭りの屋台などの展示で救われます。

企画展は4畳半くらいのスペースに物がびっしり展示されていて、なおかつ結構キャプションや解説があるのでその狭さの割には堪能できます。
物が天井近くまで並んでるのは、その雑多さも昭和を彷彿とさせてよろしい感じがしますね。

高野文子の原画は可愛かった~。

画家・吉井忠の部屋は人物画が観られます

昭和のくらし博物館 吉井忠の部屋

こちらも中は撮影禁止

吉井忠は昭和~平成にかけて作品を残した洋画家。家で詳しく調べたら、熊谷守一なども居た池袋モンパルナスの人でした。
彼の作品が展示されています。

油彩の人物画が多かったですが、個人的には風景画のスケッチが好きだったかな~。

「1937年巴里」というパリを描いた油彩の風景画は、ナチスの空爆によって犠牲になった女の子(マドリードの小学生らしい)の絵柄の義勇兵募集ポスターが絵の中に描かれていて、なんとも言えないつらい気持ちになりました。企画展の子ども展観たから余計に……

所要時間/滞在時間

じっくり観て2時間くらい。
企画展のキャプションや解説の字量がかなり多かったのと、休憩室でのんびりしたので結構時間かかりました。

サラッとなら20分くらいでしょうか。
家自体はこぢんまりとしているので、早く終わろうと思えばサクッと観れちゃいます。

バリアフリー

古い建物を使った博物館なのでバリアフリーではありません。設備も特になし。

乳幼児関係

特にありません。

体験

トークショーやワークショップ、講座などが開かれています。要予約のものが多いのかな。

企画展や特別展に関連した内容のものも。

カフェ・ショップ

カフェはないですが、休憩室(談話室?)でお茶が飲めます。

ショップでは昭和を感じるようなデザインの手ぬぐいや、セルロイド人形も!

近隣のこと

10分ほど歩けば炭ギャラリーがあります。炭ギャラリーは日曜日休みなのでご注意ください。

外国人向け

日本語のみです。が、昔の暮らしを観られるので面白いだろうなあ。

ホームページは英語・中国語(簡体字)・韓国語・スペイン語の説明があります。
が、中国語・韓国語しかアクセスや開館時間の情報が書いてないんですよね。英語版がえっらい簡素。

昭和のくらし博物館 基本情報

住所

〒146-0084 東京都大田区南久が原2-26-19

電話番号

03-3750-1808

開館時間

金・土・日・祝日
10:00~17:00

休館日

月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
年末年始
そのほか臨時休館あり

入館料

昭和のくらし博物館:一般 500円
画家・吉井忠の部屋:一般 400円

両方を観るなら、2館割引で700円になります

アクセス

東急池上線 久が原駅から徒歩8分
東急多摩川線 下丸子駅から徒歩8分

曲がるべき場所に幟と掲示板が立っています。そこが分かれば細い路地を抜けてたどり着けると思います。
ちなみに私は久が原駅から歩いたら電柱の死角になっていたので1回通り過ぎてしまいました。

設備

特になし

Wi-fi

なし

写真撮影

外観のみ可、中は不可

ホームページ

http://www.showanokurashi.com/

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