日本近代文学館 文学を「観る」

日本近代文学館

駒場公園内にあります

駒場東大前駅近くの近代文学の資料を保存・展示している博物館です。

国語の教科書に登場するような文豪や作家の資料を特別展・企画展の形で展示しています。
常設展はなし。
展覧会は年間5~7ほどです(同時開催のもの含む)。

1人の作家を特集することもあれば、文学に登場する舞台をテーマとすることも。
文学を視覚的に「観」て、文豪や文学作品を様々な観点から紹介しています。

日本近代文学館 感想

文学の空間に浸る

日本近代文学館

展示室は2階です

芥川龍之介、夏目漱石、志賀直哉など、近代文学の雄たちの資料を特別展で展示しています。(いつも観られないのが残念…!)

私が行った時は加藤楸邨を特集していました(「加藤楸邨 詠むことと書くこと」)。

加藤楸邨は国語の教科書でしか知らない名前でした。
しかも「雉子の眸のかうかうとして売られけり」の句が出てきた時にやっと思い出しました。俳人でしたね。

キャプションが情報量が結構ありました。展示物を読みキャプションを読むといった感じです。

中村草田男の作品もあり、加藤楸邨とその周囲の人物を俯瞰して知れるようになっていました。

ただ正直なところ、いまいち展示を観てからの記憶が薄いです。ピンときてなかったのかな。
それこそ「キジの目の~」で「お!」と思ったくらいで。

本当にもったいない観方をしてしまったな…と今さら後悔しています。
知らないならそれだけ興味を持って観られただろうに…

知ってる作家での展示ならどうだったんだろう?他の作家の展示もぜひ観てみたい。

文字の力を知る

私が観た「3.11 文学館からのメッセージ 震災を書く」という企画展が特にそう思わせるのかもしれません。
震災以後毎年開催されている展覧会です。

あの日、3月11日の震災、津波、原発事故に関する短歌や俳句、詩、小説や散文を展示していました。考えさせられるし、つらい気持ちになる展示でした。特に子どもを亡くした系のものがつらかったです。
作者本人の字で書かれているのが、絵画のような作品になっていて、一層切なくなります。

実際に被災されて今も困難な状況にいる方は少なくないと思います。
ですが被災地から遠く離れた場所では時間とともに語られることも少なくなりました(普段の生活に戻るのは良いことなのですが)。
そんな東京にいて、当時の気持ち(痛ましさ、不安、無力感)を一時的にも思い出させる内容でした。
文学や文章の力は侮れない。そう思いました。

今年(2018年)2月に亡くなった金子兜太の作品もありましたね。

カフェメニューが素敵

日本近代文学館

雑誌の取材にも使われていました

さて、ここからは少し軽い話題。

日本近代文学館には「BUNDAN」というカフェが併設されています。
雰囲気が良い。天井までの本棚(読むのも可)に囲まれてお茶ができるなんて最高の極みです。
そしてメニューが良いです!大好き!

芥川、鴎外、寺山など、コーヒーに文豪の名がついています。それらは、ただつけているだけでなくて、彼らが飲んだであろう(あくまでも予想)銘柄、または作家の文体に合った銘柄と、その何はきちんとした由来があります。
「寺田寅彦の牛乳コーヒー」は作品からの再現メニュー。こういうのも良い。

軽食やお菓子の他に、モーニングやランチもやっています。

私はランチを頼みました。「シャーロック・ホームズのビールのスープとサーモンパイ」のドリンクセット(1250円)
ドリンクはプラス100円で「夏目漱石のあたたかいチョコレート」を頼みました。ロンドンつながりで!

で、食べてみるとですね……まあサーモンパイは美味しいです。とても。
問題はビールのスープでして。なんというか初めて食べる味でした。確かにビールの味。でも、まあ、なんとも独特……後はお察しください。

あたたかいチョコレートは想像していたよりも量が多かったです。そして甘い!


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とんでもないホームズ描写とそれに翻弄される漱石。抱腹絶倒ミステリー

こちらもどうぞ

東洋文庫ミュージアム 本の良さに触れる
東洋の資料を集めている東洋文庫のミュージアム。本の展示をしています。展示物の解説のキャプションが読み応えがあります。あと2階の書架が美しい……!

こちらも蔵書を展示しています。

所要時間/滞在時間

じっくり観て1時間半くらい(カフェでの時間除く)。

サラッとなら20分くらいだと思います。

バリアフリー

古い建物ということもあってか対応していません。

乳幼児関係

特にありません。

体験

特別展・企画展に関連した講演会やギャラリートークがあります。参加費無料、事前申し込みです。

カフェ・ショップ

カフェについては上に書いたとおり。カフェのみ利用可です。

ショップではポストカード、クリアファイル、図録などが置いてありました。

近隣のこと

日本民藝館、東京大学駒場博物館が近いです。

また、日本近代文学館がある駒場公園内には旧前田侯爵邸があるので、ぜひ一緒にどうぞ!

外国人向け

特にありません。

日本近代文学館 基本情報

住所

〒153-0041 東京都目黒区駒場4-3-55(駒場公園内)

電話番号

03-3468-4181

開館時間

火~土
9:30~16:30 ※入館は16:00まで

休館日

日曜日
月曜日
第4木曜日
年末年始
2月と6月の第3週(特別整理期間)

入館料

一般 300円

アクセス

京王井の頭線 駒場東大前駅から徒歩10分

設備

無料ロッカー(受付の人に行って鍵をもらいます)

Wi-fi

なし

カフェBUNDANにはFree Wi-Fiあります

写真撮影

不可

ホームページ

https://www.bungakukan.or.jp/

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