原美術館閉館に思うこと

今日は日記です。完全なる日記。美術館に文句を言いたいとかでなくまとまりのない雑感です。

物凄い予防線を張ったところで、タイトルにも書いたこれ。

びっくりしました。とにかくびっくり、そして本当に残念な悲しい気持ちになりました。

美術館の特集誌で活躍中のアーティストに「どの美術館が好きか?」というアンケートに必ず複数名が名前を上げた原美術館。

その記事を見た後で初めて行ってみたら、中庭を含む建物と展示が絶妙にそして見事に融和した美術館で、これはファンが多いわけだ!と思ったのを覚えています。

美術展と建物、カフェ、ショップ、と、総合的な観せ方・魅せ方が完璧でした。本当に好き。

私が行ったのは1回で、それでも強烈にその魅力を感じ、その閉館に凹んでいるので、何年も通っていた人はその喪失感は計り知れないのでは……

上記ツイートのリンクを見ると、様々な要因がありそうですね。

一番は私が本当に感動したその建物の問題。

確かにここ最近は耐震化のため、補修のために長期休館する博物館・美術館が多い気がします。

老朽化はいかんともしがたいとして、建築法が変わって建て替えができない建物の問題がメディアで取り上げられたりもしているので、そういう話なのかな。

あと建物のバリアフリー・ユニバーサルデザインについて。

これ、他の美術館に行っても痛感するんですが、”美術・文化に対する意識が高いがために、バリアフリーが当たり前じゃない昭和時代に作ってしまった”ていう例が結構あるんですよね。いわば先見の明がありすぎたような。

エレベーターがなかったり、またそのエレベーターを後から設置するスペースがなかったり。

ただし建物のデザインは考えられて作られているので、すごく展示物と調和した素敵な美術館になっているところも多いです。まさに原美術館もこんな感じでしょうか。

素敵なのに万人には使いづらい、というもったいない館になっている所もちらほらあります。

原美術館自体のことに話を戻すと、個人的には品川から群馬に展示活動の中心が移転ことによって「気軽に行けなくなった」というのが大きく、厳しいですね……

展示を観た後に中庭を眺めるカフェで展示に関連するメニューを頂く、という贅沢は人にも勧めてもいました。

原美術館ファンの人は多いだろうから、観光がてら行くのかな?ただし東京にあるのと群馬にあるのとだと心理的な障壁が違うような……

地方にある美術館だと、島根県の安来市にある足立美術館がすごいらしいですね。あんな風になるのかな。美術館と広い庭園が一体になった美術館で、海外からのお客さんも多いそうです。(ここは行った人からの伝聞)

ただ美術館(だけでなく博物館も)は観光地ではなくなるべく日常の中にあればいいなあと考えているので、少なくとも東京からひとつ減るのは本当に残念です。群馬の方は元々あるからいいとして。

原美術館としても、長年あった品川の美術館を閉館するのは喜ばしいことではないと思うので、最初書いたのと繰り返しになりますが、美術館側に文句を言いたいわけではないです。

ただ残念、悲しいと書き殴りたかったのと他の美術館にも「大丈夫だろうか」と思いを馳せたのを書きたかった。

1回行っただけですが、他の博物館・美術館に行くのを優先していたので、それが一段落したらまた行こうと思っていました(品川周辺で1個行きそびれたところがあったので、そのついでにと思って)

いつまでもあると思っちゃ駄目ですね。そして他の博物館・美術館もそれは同じだと。

とりあえず今は、閉館までに少なくとも1回は行こうと思います。

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