長谷川町子美術館 サザエさん作者の美術館

長谷川町子美術館

外観はこんな感じでキャラクターは全面には出ていません

日本人にとってはとても馴染み深い「サザエさん」の作者、長谷川町子が収集した美術品を展示する美術品。
場所は東急田園都市線の桜新町で、ここはサザエさんの住む町という設定になっています。

サザエさんのキャラクターが全面におしだされている展示ではなく、あくまでも絵画や工芸品などの美術品がメインです。
なのでサザエさんを期待して行くと拍子抜けする人もいるとか。
個人的には美術もサザエさんも楽しめるなんて2度美味しいと思うんだけどなあ。

なので、「サザエさんの美術館」ではなく「サザエさんの”作者”の美術館」と考えて行った方がすれ違いがなくていいですね。

ですが、毎年夏にはアニメの「サザエさん」の企画展を行うので、サザエさんにどっぷり浸かりたい方はその時期に行ってみてください。

常設展はなく、季節ごとの企画展が開催されています。

長谷川町子美術館 感想

サザエさんの作者が惚れた美術品を鑑賞

ここの特徴はこれです。
まあ収集した作品を展示するのが美術館や博物館なので、ザ・正統派美術館です。

日本画家の作品もあれば外国のものも。
私が行った時は「春爛漫」というテーマでの展示でした。

三栖右嗣の「爛漫」の絵が見事。
視界いっぱいを覆う桜の絵に圧倒されます。
さすがに展覧会のメインになるだけはある。すごい。
この絵は毎年恒例で展示されるという事なので、機会があったらぜひ観てほしいおすすめの作品。
あと個人的には前田青邨の「春暖」が好きでした。梅の花がかわいくて。

解説もほとんど無いので、展示されているものに集中できます。

そういう意味では、小学生くらいの子どもも、観て何かを感じるのはいいかなと思います。

どうやって絵を見ればいいか分からない、という人にあえて鑑賞ポイントを書けば、長谷川町子はこの絵のどういう部分に惹かれたか、を想像してみるのが良いのかなと思います。

有名どころではルノワールやシャガールの絵がありました。

サザエさんの原作マンガの展示もあり

一室を使ったサザエさんコーナーでは、企画展とは別個に原作マンガにテーマを設けて展示しています。今回は企画展に合わせて「春」にちなんだネタを展示していました。

展示品のいくつかには時代背景の解説もあって興味深かったです。
「サザエさん」て今でこそアニメに”不変・普遍”が求められてるけど、原作は結構時事ネタが多かったりするんですよね。
(カツオとワカメがゴジラ連れてって〜て言うネタもあった)
昭和の文化がダイレクトに分かってすごく面白いです。
こういうマンガに対する解説は単行本にはなかった気がするので、すごく良かった!

同じ部屋ではサザエさんのアニメも流れています。
やっぱり子どもはこっちの方を観てましたね笑

長谷川町子本人を知る

サザエさんコーナーで強烈だなあと思ったのは、長谷川町子の生い立ちというか思い出を本人の絵でパネル展示しているのですが、その内容。

とにかくお母さんのキャラクターが物凄い。
クリスチャンだけど、信仰があればオールオッケー!夫が死んでしまったので、埒あかないから九州から東京いくわー!家売ってお金作るわー!
豪胆すぎる。長谷川町子本人が亡くなる5〜6年前に90過ぎで亡くなってます。

かわって長谷川町子の話。
のらくろ作者の田河水泡に弟子入りした話は知っていましたが、画家の藤島武二に弟子入りもしてたんですってね。
藤島武二の作品は中村サロン美術館で観たなあ。女性がきれいだった。

まだ、サザエさんの自費出版の話や(ここでも母無双だった気はする)、小さい頃の話を紹介したパネルはイラスト仕立てで面白かったです。

美術館に行くまでもサザエさんワールド

長谷川町子美術館

地下鉄の駅を出るとサザエさんの銅像が!

桜新町駅から美術館までの商店街の通りには、あっちこっちにサザエさんのキャラクター達がいます。
「サザエさん探し」を楽しむならこっちの方がいいかもしれません。

商店街にある「リアン・ドゥ・サザエさん」というカフェは、その名の通りサザエさんをテーマにしたお店。

美術館の半券を持って行くとサービスしてもらえるので、美術館帰りにはぜひ行きたいところ。

ただし、飲み物とちょっとしたお菓子くらいしかないので、ご飯には厳しいですね。
もう少し色々なメニューがあると嬉しいのになあ。
ひと休みするにはちょうどいいです。

駅前と美術館近くの公園にあるサザエさん一家の像は写真を撮りたくなります。
それ以上に波平さんの一本髪があるか確かめたくなる笑

所要時間/滞在時間

じっくり観て1時間くらい。

サラッとなら20分かからないくらいじゃないかなと。

バリアフリー

建物が建ったのが古いこともあり、バリアフリーにはなっていません。中も階段のみなので難しいと思います。雰囲気は素敵なのですが。

乳幼児関係

特にありません。

体験

特にありません。

カフェ・ショップ

ショップでは『サザエさん』のマンガやグッズ(トートバッグ、人形焼、風呂敷など。豊富!)が売られています。
ショップのみの利用も可能です。

近隣のこと

特にありません。上で書いたサザエさんの通りと公園くらいでしょうか。

外国人向け

特にありません。ですがメインである絵画は基本的に解説はなく鑑賞するのみなので問題はないと思います。

長谷川町子美術館 基本情報

住所

〒154-0015  東京都世田谷区桜新町1-30-6

電話番号

03-3701-8766

開館時間

火~日・祝日
10:00~17:30 ※入館は17:00まで

休館日

月曜日 ※祝日の場合は開館し翌日お休み
展示替期間
年末年始

入館料

一般 600円

アクセス

東急田園都市線 桜新町駅から徒歩7分

設備

駐車場 ※夏の企画展中は利用不可

Wi-fi

なし

写真撮影

不可

ホームページ

http://www.hasegawamachiko.jp/

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