中川船番所資料館 川や舟との関わりを知る

中川船番所資料館

展示室は1~3階にあります

東大島駅近くにある江戸時代に設置されていた中川船番所の歴史や役割を紹介している博物館です。

船番所を中心に、川の水運や川遊びについての展示もあります。
展示自体は、そのテーマから想像してもらう通り結構渋いです。解説もどちらかというと大人向けで、それだけ見ると小学生にはつらいかな……

ガイドさんが立っている事もあるので、説明も聞くことができます。

常設展と企画展のスペースがあり、思ったよりも観るべき場所があります。

中川船番所資料館 感想

中川船番所の役割を知る

中川船番所資料館

船番所の再現、これは撮影OK

中川船番所は江戸時代、小名木川に設置されていた関所のようなものです。ここを通って江戸に荷物を運んだりしていたわけです。
船番所ではここを通る船を厳しく監視・管理していました。
もちろん箱根の関所(旅人が身分等を改められた)などと同じように通行手形も必要です。

私はこの船番所を知らなかったんですよね。なので面白く観ました。

特にその通関規定。

一、鉄砲は二・三挺までは改めの上通行を許可するが、(後略)

資料館パネルより抜粋

鉄砲はいいんだ、とシンプルに思いました。もっとガチガチに禁止されているのかと思いました。(申請したらOKにしても)
こういうちょっとした知識が仕入れられるのが嬉しいですね。

そんなわけで、船番所の役割や歴史などが紹介されていました。

船番所の再現もあり、ここは写真撮影が可能です。

ただ、船番所の展示は資料館の名前になっている割には小さい印象です。

水運や釣りについても

船番所を中心に、江戸湾や川の水回りについても展示があります。要するに水運と釣りです。

そしてその中心は和竿。和竿の展示量が相対的に多かった気がします。和竿ができるまでのパネルが結構な存在感でした。そのパネルの前には和竿作りに必要な道具も並んでいました。全体的に渋い空間。

江戸湾の釣りスポットが書き込まれている日本最古の釣り指南書『何羨録(かせんろく)』も興味深い。

水運については江戸~近代の解説。展示物としては川舟の模型(想像より色々な種類がある)や、近代の蒸気船を描いた絵や写真がありました。

解説は歴史に詳しい人向けな気も

気になるところでは、出女の説明がありませんでした。その辺り「女が江戸から出ちゃいけないって常識でしょ?」といった風を感じました。

この説明不足、ブログで私も気をつけなきゃとは思うのですがなかなか難しいんですよね。

私が自然科学系の説明をパネルだけでは理解できないのと同じかなあ。

ガイドさんがいたりもするので、そこは大丈夫なのかな。

ちなみに「出女(でおんな)」は入り鉄砲と共に、江戸に出入りするのを厳しく規制された存在。各地に本拠のある大名の奥方は人質として江戸にいたため、それが逃げるのを防ぐために関所では厳重に取調べをされました。

船番所も関所なので、当然規制はされていました。

企画展もあります

私が行った時は、「伊能忠敬と江東」。伊能が制作に携わった日本地図「大日本沿海輿地全図」の複製を展示していました。
特に、江戸(伊能忠敬は全国を測量して地図を作った後にその江戸版を作ろうとしていたとのこと)を測量して作った地図のうち江東区部分を、江戸の町絵図と比べて観みてみる、というのが面白かったですね。

ただし、企画展としてはささやかめ。サラッとみれちゃう。

所要時間/滞在時間

じっくり観て1時間半くらい。

さらっと観て30分くらいでしょうか。

バリアフリー

エレベーターやスロープがあるので問題なく観られると思います。車いす用トイレもあり。

乳幼児関係

個室の授乳室があります。車いす用トイレ内におむつ替えシート、ベビーチェアもあります。

いつも置いているのかは分かりませんが、1階に昭和の遊びコーナーがあり、ちびっ子が自由に遊べるようになっていました。

体験

子ども向けのワークショップや和竿制作のイベントが開かれています。
有料・事前申し込みが必要なもの、無料で見学自由なものとあります。

カフェ・ショップ

資料館の図録、トートバッグ、一筆箋、クリアファイル等が売られています。

近隣のこと

特にありませんね……ここだけを目当てにするには地元民以外はなかなか難しそう。

外国人向け

展示は日本語のみです。ホームページは、グーグル翻訳で英語始め各国語に対応しています。

中川船番所資料館 基本情報

住所

〒136-0072 東京都江東区大島9-1-15

電話番号

03-3636-9091

開館時間

9:30~17:00 ※入館は16:30まで

休館日

月曜日 ※祝日の場合は開館し翌日お休み
年末年始(12/29~1/3)
設備点検・展示替え等の臨時休館あり

入館料

一般 200円

ぐるっとパスで無料

深川江戸資料館・中川船番所資料館・芭蕉記念館の3館に1回ずつ入れる共通券もあります。こちらは一般500円で、1年間有効

アクセス

都営地下鉄新宿線 東大島駅(大島口)から徒歩5分
大島口は新宿よりの階段です

設備

駐車場
自動販売機
冷水機
車いす用トイレ
授乳室
おむつ替えシート(車いす用トイレ内)
ベビーチェア(車いす用トイレ内)

Wi-fi

江東区のWi-Fiが使えます

写真撮影

一部を除き不可

ホームページ

https://www.kcf.or.jp/nakagawa/

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