小津史料館 浮世絵にも描かれた商家の博物館

小津史料館

ビルの3階にあります

三越前や新日本橋から近い、江戸時代創業の(株)小津商店の設置している博物館。小津和紙といった方が通りがいいかも。<中央区まちかど展示館>のひとつ。

展示室はビルの3階にあり、かなりしっかりした作り。まちかど展示室はお店の一角にちょこっと展示があるくらいの規模が多いのですが、ここは普通の博物館のようです。

歴史ある商店ならではの、江戸時代の商人の道具や文書が観られます。私好み。

2階にはギャラリーもあり、展示会が行われています。

2階の休憩スペースではお茶を飲む事ができ、ひと休みできます。

小津史料館 感想

江戸時代の商人の資料が豊富!

小津商店は、江戸時代の前期に創業の超老舗。承応二年(1653)という17世紀までさかのぼる商店はあんまり多くないんじゃないかな。
歌川広重の「東都大伝馬街繁栄之図」にもこの商店が描かれています。また長者番付も上位に名前があります。すごい。

そんな歴史ある商家ということもあり、江戸時代に使われていた道具や文書が展示されています。

特に商人関連の文書が見られたのは面白かったです。為替金借用証文、上納金受取証文、奉公人請状など。まあ私がこの中で分かったのは、最後の奉公人請状だけですが……(奉公人を紹介した人が、奉公先の商家に対して「この奉公人は大丈夫、何かあったら私が責任取りますよ」と保証している内容でした)

飛鳥山にある紙の博物館に展示してある奥田元栄画の「聖徳太子御画像」の原図が観られるのもここです。こういう繋がりを発見するのは面白いです。

館の方に説明してもらえる、かも

館の方に展示物を観ながら説明してもらったのですが、自分が観ただけじゃ絶対に分からなかった!て話も聴けて面白かったです。

展示されていた沽券図の見方とか。
明治時代に三井が潰れそうになった時に政府に内緒でアメリカから融資を受けていたとか(これは館の方が三井記念美術館の人に聴いた話らしい)。

が、いくら説明されても商人のネットワークについては広すぎて(江戸に出てきたり京都に行ったり、みたいな移動)、自分の中では咀嚼できなかったなあ。

色々なエピソードを聴けるので、可能であればお話を聴くと面白いですよ。

和紙の展示や和紙ができるまでの解説がある

史料館の外ですが、和紙についても知る事ができます。

様々な地域産の和紙の展示もありますし、和紙ができるまでをイラストで紹介している部屋もあります。

紙と歴史を描いたイラストも飾られています(ちなみにこっちは制作継続中なので、また行ったら新しいイラストが観られるかも)

東京藝術大学との共同研究(日本画に適した和紙は何か?といった研究)の絵も飾ってあります。

和紙を使った糸や服なんかもあり。和紙の様々な用途を観る事ができます。

ギャラリーもあるので、かなり観るところがあるんですよね、この史料館。すごい。嬉しい。

所要時間/滞在時間

じっくり観て、館の方にお話を聞いて、2階の休憩スペースで休んだりして2時間いました。

サラッとでも、観るところが多いので25分くらいはかかると思います。

バリアフリー

エレベーターがあるので観るのは問題ないと思います。ただ設備は無いようです。見つからなかっただけかな…

乳幼児関係

特にありません。

体験

1階で紙漉き体験をやっています。体験料は500円。予約優先ですが、空きがあれば当日も受け付けているっぽかったです。が、やっぱり予約はした方が良さそうです。

ほか書道・絵の教室もおこなっており、こちらも有料で予約が必要です。本格的な教室です。

カフェ・ショップ

カフェは無いですが、給茶機があり無料で緑茶・ほうじ茶・玄米茶・紅茶が飲めます。

100円払えば、コーヒー・カフェオレ・ココア・ミルクティー・抹茶オレが飲めます。

ショップは、1階がすべてお店なので、そこで和紙や書道の道具、また便箋などが売られています。

近隣のこと

Daiichi Sankyo くすりミュージアム、伊場仙浮世絵ミュージアム、江戸屋所蔵刷毛ブラシ展示館が近いです。

くすりミュージアムは通り隔てた向かいですが、信号が無いので回り道することになります。

外国人向け

展示には英語一部併記してあります。

QRコードを読みちょっとした解説が聴けるようになっています(英語・中国語・韓国語)。

パンフレットも英語版あり。

ホームページも英語版があります。

紙すき体験は外国の人が多かった!結構外国の人多く来るみたいですよ。

小津史料館 基本情報

住所

〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-6-2 小津本館ビル

電話番号

03-3662-1184

開館時間

月~土
10:00〜18:00

休館日

日曜日
年末年始

入館料

無料

アクセス

JR総武線快速 新日本橋駅 5番出口より徒歩2分
東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅 A6番出口より徒歩5分
東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅 3番出口より徒歩5分

設備

コイン返却式ロッカー
給茶機

Wi-fi

なし

写真撮影

不可

ホームページ

http://www.ozuwashi.net/archives.html

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