印刷博物館 印刷の歴史や技術を観る

印刷博物館

地下1階が展示スペースです

江戸川橋駅・後楽園駅から10分前後歩いた場所にある、印刷の歴史や印刷方法等の展示が行われている博物館です。

常設展と企画展があり、私が行った時は企画展が開催されていました。
5年くらい前に行ってるのですが、多分その時とは変わってると思います(5年前の記憶がほぼ無い)。
また、1階にP&Pギャラリーというギャラリーもあり、こちらは無料で見学が可能です。

解説は子ども向けではないですが分かりやすいので、小学生の中頃くらいからは面白く観られるんじゃないかと思います。

映像展示もあり、全部観ようとすると結構時間がかかります。

個人的に、この単刀直入な博物館の名前が大好きですね。印刷の博物館とひと目でわかるのが良い!

印刷博物館 感想

プロローグ展示から面白い!

印刷の歴史を紹介するプロローグ。

ここでは古代から現代までの”印刷”にまつわる展示が観られます。

すべて複製とはいえ、ラスコーの洞窟壁画から甲骨文字、ハンムラビ法典碑、百万塔陀羅尼、グーテンベルクの『42行聖書』、浮世絵、戦後の大衆紙、現代もおなじみのCDや磁気・ICカードまで、99の古今東西の印刷にまつわる物の展示が並びます。

ここだけで30分は時間がたちましたね……凄い……充実……
プロローグ展示専用のリーフレットもあるので一緒に観ると本当に面白いですよ。

そしてここは一部が触れます!古代メソポタミアの円筒印章をさわってきました。
紙のものもあるので、それはあまり触らないでほしいとのことでした。というか、何にせよ乱暴に触って駄目にするのはNGですね。

印刷のアレコレが分かる

普通に観ていくとプロローグ展示の後は企画展スペースなのですが、ブログでは先に常設展をご紹介します。

ここではざっくり言って印刷に関わる展示を行なっています。もしかしたら企画展開催していない時とは展示が違っているかも。
具体的には浮世絵の制作過程を観られたり、印刷された物の役割を解説したり(疱瘡除けの赤いお守りとかですね。疱瘡=天然痘)、雑誌等の印刷をおこなうグラビア印刷のでかい円筒の展示があったり。

映像の展示もあり、それを全部観ていると時間が全然足りなくなります。

体験が充実!

無料で活版印刷を体験できるツアーがあります。
ただ時間・人数ともに制限があるので、無理めな時は活版パズルがおすすめ。

指示された単語に沿って活字を並べて印刷したときにちゃんと読めるようにする、というパズル。ただでさえ左右が逆になるのに、「つ」「し」「ち」「さ」等があるので意外に難しいです。これが地味にはまる。

企画展「天文学と印刷」に行きました

さて、これが目当てでした。

テーマとしては、古代から続く強固なる天動説をどのようにして地動説へと導いたか、それに印刷がどのように貢献し関わっていたか、というもの。
まずこの主題が面白かった。

天動説やそれに対応する占いの本は見ていてちょっと楽しかったですね。それらを観て天動説はどちらかというと客観的なデータというよりは思想的なんだな~と思いました。そりゃそうか、て感じなんですが、展示で再確認したというか。

そこから精度の高い観測による地動説に傾いていくわけですが、それらが印刷され本になることによって多くの学者に伝播していく、という流れは興味深かったです。確かに印刷された本という形じゃないと、学説は広がっていかないよなあ、と。

日本の天文に関する展示もあります。こちらは司馬江漢の比率が高かったですね。他に暦についてもありましたが、司馬江漢の天文無双が強調されてた気がします。

とにかく展示では全体を通して「確かになあ」という気付きが多くて楽しかったです。

企画展のキャプションもおすすめ

それと、キャプションが他の博物館と違って工夫があるなと思いました。

というのも、展示物のキャプションには詳細な解説とともに、ちょっとした見出しというか見所ポイントが、ひと言書いてあるんです。
コペルニクスの「天球の回転について」についていたのは”天動説から地動説への転換点”というひと言。ヴィットーリオ・ゾンカの『機械論』には”印刷機を図解した書”というひと言が添えられています。

詳しい解説は、勉強にはなるのですが正直全部読もうとすると疲れて「何を見てるんだっけ」となるので、ひとことだけ”この展示物はこういう性格ですよ”とあるのがありがたかったです。
あまり時間がない人もその見出し的なひと言を見れば、展示物がどういうものかを把握できるので、これは良いなと思いました。

そんなわけでキャプションも面白かったのですが、が…!キャプションの文字が小さく、部屋の中も全体的に暗いのもあり、自分の影でキャプションの字が見えなくなります。何度も目を細めました笑

所要時間/滞在時間

じっくり観て3時間、それでもまだ足りなかった…企画展と常設展で半々くらい。

サラッとなら40分くらいかなと思います。

バリアフリー

エレベーター、車いす用トイレがあります。ホームページには展示も車いすの人に配慮しているとあったので、展示を観るのにはストレスが無いかと思います。

上で書いたとおり、プロローグ展示では一部の展示を触れるのでぜひ。

乳幼児関係

車いす用トイレ内におむつ替えシートがあります。

体験

参加人数が限られていますが、無料で活版印刷を体験できるワークショップがあります。木~日の15:00からなので、タイミングが合えばぜひ。

大人のワークショップもあり、こちらは有料、事前申し込みが必要です。

カフェ・ショップ

カフェは博物館の入っている建物内に2つあります。1つはランチタイムとカフェタイムの間にお休みがあるので注意です。(目当てのご飯を食べられなかった者より)

ショップは企画展の図録や活版印刷を使ったメッセージカードなどが売られています。

近隣のこと

後楽園駅まで戻れば、講道館柔道資料館、スカウトミュージアム、野球殿堂博物館があります。

飯田橋駅方面なら、日中友好会館美術館(ほぼギャラリーなので展示がないこともあります)、東京理科大学近代科学資料館、数学体験館が行けるかな?という感じです。

どれも歩いて15分はかかるので、すごく近いかはアレですが……

外国人向け

パンフレットは英語、中国語(簡体字)、韓国語バージョンがあります。館内の映像も、同じ言語に対応しています。

企画展もおおまかな解説は英語が併記されていました。

ホームページも英語版があります。

印刷博物館 基本情報

住所

〒112-8531 東京都文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル

電話番号

03-5840-2300

開館時間

10:00~18:00 ※入館は17:30まで

休館日

月曜日 ※祝日の場合は開館し翌日お休み
年末年始
展示替え期間

入館料

一般 300円

企画展開催時は変更になります。(一般 800円など)
ぐるっとパスで無料。こちらで企画展も入れます

アクセス

東京メトロ 有楽町線 江戸川橋駅(4番出口)から8分
JR 総武線 飯田橋駅(東口)、東京メトロ 有楽町線/東西線/南北線 飯田橋駅(B1出口)、都営地下鉄 大江戸線 飯田橋駅から13分
東京メトロ 丸ノ内線/地下鉄南北線 後楽園駅(1番出口)から10分

設備

自動販売機
無料ロッカー
車いす用トイレ
おむつ替えシート(車いす用トイレ内)

Wi-fi

なし

写真撮影

不可
一部OK

ホームページ

https://www.printing-museum.org/

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