東京ステーションギャラリー 東京駅内にある美術館

JR東京駅から徒歩0分の美術館。正確に言うと、東京駅構内ではなく東京駅舎の建物の中にあります。

常設展はなく、1年に4~5回の企画展を開催しています。

3階・2階と展示室があり、一般的な箱型の建物とは違いちょっと美術館の作りが変わっていて面白いです。

※今回、色々あって写真を撮るのを完全に忘れていたので今度入り口の外観だけでも撮ってきます…

東京ステーションギャラリー 感想

「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」を観ました

画家・いわさきちひろを様々な面から観る展覧会でした。

いわさきちひろを形作った、若き日に触れた雑誌や女学校時代の写真から始まり、その後のいわさきちひろの絵の仕事を追っていく展示構成。

多くの人が親しんでいるであろう絵本だけでなく、新聞記者時代の記事と挿絵(キャプションによると挿絵も描ける記者、という位置づけだったらしい)、画家に師事していた時代の油絵、また女学校卒業後に習っていた書など、あまり一般的なイメージでない絵もありました。

いわさきちひろが書を嗜んでいたのをはじめて知りました。ちひろ美術館いったのにね…
藤原行成のやわらかな書を学んでいたということで、これはいわさきちひろに合うなあと思いました。
ただし絵と書を一緒に描(書)いた作品というのはあまり例が無いそう。観たかったなあ。

絵は、ちひろ美術館で観た戦争関連のものもありました。
あの時は異質だと思いましたが、こうして全体を知ると、そうでもないんだなと。幅広い仕事の中での一面だったのだなと。
油絵は暗くて重い色調だし、黒くて太い線で書いた作品もあるし。

馴染みのある水彩の柔らかな作品は後半の方に。やっぱりこの水彩の絵が観たかったというのは、個人的な本音としてありますね。

面白かったのは『あめのひのおるすばん』の原画。
本を作る時に”新しい表現を試す”というテーマがあったとの事で、クッシャクシャにした上に絵の具を乗せた作品とかありましたよ。
その印刷版の絵が一緒に紹介されていて、印刷にはクシャクシャにした際の折れ目が反映されていてちょっと不思議な雰囲気になっていました。
これ原画を観なかったらスルーしてました。

他にも、原画でははっきり見えている線が印刷版ではボヤッと消えたようになっている絵もありました。原画と印刷版を比べて観られたのが面白かったです。

『あめのひのおるすばん』、原画も絵本もちひろ美術館で観たはずなのですが、なんか物凄く色々と見落としてましたね。今回の展覧会に行けてよかった…!

会場内にはいわさきちひろの絵本が置いてあって、自由に読めるようになっているスペースもありました。

建物は重要文化財

東京駅舎は国の重要文化財に指定されています。

3階・外観は復原されていますが、美術館内に1階・2階の建築当初の保存されていた部分が観られる場所があるのです。

それが展示室をつなぐ階段。完全にむき出しで間近で観られます。

「重要文化財だから触らないで」と記してあったけど大丈夫かな…

新しい建物なので行き届いてる

展示室にあまりいすはなくて休憩しながら観ることはできなかったのですが、展示室外にはいろいろな設備が整っています。

1階には無料のロッカーがあり(預けるのは展示室行きのエレベーターに乗る前に!エレベーターに乗るといきなり展示が始まるので、ロッカー等はないです)、2階には休憩室や自動販売機があります。

障害者、子供連れにもトイレ等の設備があり、わりと万人に行きやすい美術館になっているんじゃないかなと。

所要時間/滞在時間

じっくり観て1時間半くらい。サラッとなら30分くらいでしょうか。

バリアフリー

エレベーターもあり、展示室内は段差はありません。障害者用トイレもあります。

乳幼児関係

障害者用トイレ内にオムツ替えシート、ベビーチェアがあります。

体験

展覧会の会期中に2~3回、開館前のギャラリートークが開催されています。参加費は入館料のみですが、事前申し込みが必要です。

カフェ・ショップ

カフェはありませんが、休憩スペースに自動販売機があります。

ショップは、展覧会の図録、クリアファイル、ポストカード、マスキングテープ、ポーチ等のグッズが置いてありました。

近隣のこと

丸の内側で近いのがインターメディアテク。

三菱一号館美術館や相田みつを美術館も遠くはないので、美術館巡りにはちょうどいいです。

反対側の八重洲口方面では、アイヌ文化センター、宝くじドリーム館、LIXILギャラリー銀座、警察博物館等があります。東京駅を超えなければならないので、歩くと10分~15分かかりますが……

外国人向け

展覧会の章ごとの解説には英語が併記されていましたね。展示物についている細かい解説は日本語のみでした。

展覧会によっても違うかもしれません。

東京ステーションギャラリー 基本情報

住所

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1

電話番号

03-3212-2485

開館時間

月~木
10:00~18:00

10:00~20:00

※いずれも入館は閉館30分前まで

休館日

月曜日 ※祝日の場合は開館し翌日お休み、また会期最終週・ゴールデンウィーク・お盆・シルバーウィーク期間中の月曜日は開館
年末年始
展示替期間

入館料

展覧会によります。大体が当日一般で1,000円前後(900~1,100円)です

アクセス

JR東京駅 丸の内北口 改札前すぐ
東京メトロ丸ノ内線 東京駅(M12出口)から徒歩3分
東京メトロ千代田線 大手町駅(M12出口)から徒歩5分

JR東京駅の丸の内北口の改札に行き着ければ絶対にわかるようになっています。行きやすさは抜群

設備

無料コインロッカー
自動販売機
障害者用トイレ
オムツ替えシート(障害者用トイレ内)
ベビーチェア(障害者用トイレ内)

Wi-fi

なし

写真撮影

不可

ホームページ

http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.html

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